はじめに
ストーリー
「魔術師の合成獣」は酒に酔った魔術師が誰が一番強い魔獣を呼び出せるか、競うゲームです。
カードと生贄を駆使して勝負に挑んでください。
内容物
◆カード36枚
九尾、フェンリル、ニーズヘック、ケツァルコアトル、人魚、ドライアド、エキドナ、コカトリス、ケートス、グリフォン、レッドドラゴン、オルトロス、ユニコーン、猫又、ヘルハウンド、アメミット、ヤマタノオロチ、ミミック、シェイプシフター
◆試される札3枚
◆サイコロ1つ
◆取扱説明書
◆生贄チップ15枚
◆ライフチップ9つ
◆駒3つ
◆進行マップ
ゲームルール
札の説明
札の種類は魔物の上半身と下半身の札がそれぞれ1セットあります。
●遊び方:準備
このゲームは3人推奨です。お互いのターンに駒を進め 様々な効果を持ったカードを出し合いEndした時に 高得点だった者が勝利です。
①札と試される札をそれぞれシャッフルします。
②生贄チップ(以下、生贄とします。)を進行マップ上の「奴隷商」に配置します。
③手持ち生贄は各プレイヤー2枚からスタートします。
④進行マップのスタート地点に駒を置きます。
⑤命をバラし、各プレイヤー3枚づつ配ります。
⑥最初の手札は3枚からスタートします。各プレイヤー3枚 の手札を山札から引きます。(手札は2ターン目から2枚となります。)
●遊び方:ゲームの流れ
駒を進めプレイヤーが交互に札を出し合う「ターン」で進行します。 じゃんけんなどで先行を決めてください。勝った人から時計回りです。
①ダイスを1度ふり駒を進めます。マスに書いてある効果を受けます。
試される札で運試しをする
付属の試される札を使います。
全て裏にし1枚を選び表にする。書かれた効果が発動します。
「生贄を失う」マスについて
生贄が手元にない場合に失う際、「生贄を失う」だけなら命は減らず、効果を受けることはありません。「生贄を失う。生贄がない場合、命を1つ失う」と続く場合は命が減ります。
例)野良魔獣に生贄を食われる→「生贄を失う」だけなので命は減らない
夜襲にあう
サイコロを1度ふり、奇数と偶数で効果が変わります。
上記の「生贄を失う」マスについての通り偶数は「生贄を失う。生贄がない場合、命を1つ失う」と続くので命が減ります。
②手札3枚から札を出します。札は1枚までプレイ出来ます。
札は2通りの使い方があります。自分のターンでは1枚どちらかしか使えません。
召喚か効果を宣言します。
魔獣として召喚する
その際、札に書かれた効果は発動しない。召喚には生贄が必要な魔獣とそうではない魔獣もいる。
画像のフェンリルは1枚の札で2つの生贄が必要である。
同じ上半身と下半身を召還する場合は4つの生贄が必要となる。
札の効果を使用する
その際、魔獣として召喚することができない。使用後は捨て札となる。 使える手札がない場合は1枚捨て1枚ドローし、パスします。使える札がなくとも駒は進めます。
召喚の説明
プレイヤー1人につき召喚できる魔物・合成獣は1体のみ。
場に既に召還がされていても、上書きで召喚することが可能です。
上書きした際にでた不要な札は捨て山に置きます。
※捨て札置場はプレイヤー同士で決め捨て札は表向きに置きます。
※生贄を消費した際は奴隷商に生贄を置きます。
※最初のみ手札が3枚です。2ターン目からは手札は2枚になります。
※命が全てなくなったプレイヤーは脱落となりゲームから離脱します。
※既に手札が2枚ある場合はドローせずターン終了します。
③最後に手札が2枚になるよう山札からドローしターンは終了です。 ターンは①②③を繰り返します。 プレイヤーのうち誰かが進行マップをEndした場合、ゲームを終了し得点の計算をします。
遊び方:勝利条件
End時に魔獣の上下が揃っている状態のカードに書かれた得点と追加得点がある場合は加算しその合計点を競います。点数が同点だった場合は命の数が多い方を勝者とします。
遊び方:脱落条件
End時に魔獣が召喚されていない、もしくは上下どちらかしか揃っていない場合、脱落となります。また進行中、命が全てなくなった場合も脱落となりゲームに復帰することはできません。2人プレイの場合、脱落がでた時点でゲームEndとなり勝者が決まります。
遊び方:魔獣の召喚について
札の置き方は横向きです。上半身、下半身を付けるよう置きます。 魔獣の召喚はEndするまでなら何度でも召喚することができます。自分の場に出せる魔獣は1体のみなので上下1枚づつ場に出せます。ですので、下半身を2枚は出せません。上下1枚づつであれば別の魔獣でも合体させることができます。新しく召喚する際は場に出ている魔獣札は捨て札となります。
プレイQ&A
Q.プレイ中、手札が0に。
次の自分のターン開始時に2枚ひいてください。
Q.札の種類について
札は全部で36枚あります。
1対の魔物になる上半身と下半身の札が34枚、計17体の魔物の札
残り2枚は単独札でミミックとシェイプシフター。
ミミック
ゲーム終了時に手札としてある場合のみ得点として加算できる札。
魔物として召喚することはできない。
シェイプシフター
魔獣の上半身または下半身に化けることができる札。
下半身のみしか場にでていなくてもその魔物の上半身として化けることが出来る。
ただし、シェイプシフターなので得点は一律30点なのだ。
生贄は必要ない。
Q.魔物と合成獣の違い
魔獣は上半身と下半身が揃っている状態を「魔物」と呼び、
下半身もしくは上半身が揃っていない状態を「合成獣」と呼ぶ。
追加得点を得るためには
上半身と下半身が揃っている状態の「魔物」にする必要がある。